企業の責任

リープヘルグループは、企業責任戦略を通じて、経済的、環境的および社会的に持続可能な企業を目指し、革新的な解決策を提供し、現在および未来の世代の生活の質の向上を図ります。リープヘルの持続可能な開発への取り組みと人権尊重の枠組みは、国連の17の持続可能な開発目標（SDGs）に基づいています。

その具体的な内容として、製品とサービス、環境とエネルギー、従業員と社会、そして持続可能な経営という4つの中心となる行動分野を定めています。さらに、これらそれぞれの行動分野について、詳細な項目を規定しています。これらは、リープヘルの各製品セグメントおよびグループ企業に関する企業責任戦略を個別に策定するための指針となっています。

今後、上記の4つの行動分野それぞれに対して、具体的なグループ全体の持続可能性目標、主要業績評価指標（KPI）、および施策を設定するため、現在、分野ごとに順次策定・定義を進めています。たとえば、これには、汚染物質の排出削減、資源の経済的な利用、安定性と持続可能性を兼ね備えたバリューチェーンの確保、平等な機会の提供と多様性の推進などが含まれます。

リープヘルグループは現在、グループ全体での将来の包括的な持続可能性報告に向けて集中的に準備を進めています。これには、対応するプロセスとツールの確立・導入に加え、それらをリープヘルグループの既存のITインフラに統合することが含まれます。また、欧州連合の企業サステナビリティ報告指令（CSRD）の要件に従い、2024年春に完了した最初のダブルマテリアリティ評価の実施もこれに含まれます。この指令は、企業が今後、重要な課題とその影響を内部および外部の視点から網羅した包括的なサステナビリティ報告書を作成することを義務付けています。これには、企業活動が人々、環境、社会に与える影響や、企業の財務業績に影響を与える可能性のある外部要因も含まれます。それに従い、リープヘルは、今後さまざまなコミュニケーションチャネルを通じて報告する16の重要トピックを決定しました。これにより、特別なプロジェクトや課題への注目度を高め、さらに大きな透明性を生み出すことが期待できます。

詳細については、リープヘルグループの最新の年次報告書をご覧ください。