タワークレーン

リープヘル MK 140 モバイル建設用クレーン。ベルギーでも特に交通量の多いブルージュ駅近郊で行われた窓の取り付け作業

ブルージュ駅は、ブルージュの主要駅であり、ベルギーでも最も利用者の多い鉄道駅のひとつです。ここで新しい窓の取付作業が行われました。

広い範囲を閉鎖することなく、1時間以内に所定の位置に設置、組み立ては完了です。

この現場の条件は、なかなか難しいものでした。この高さ約25メートルで窓の取り付けが必要となったのは建物の後部、線路のすぐ近くです。こんな作業にぴったりなモバイル建設用クレーンMK 140の出番です。

水平ジブでフック高39.9メートル、ラッフィングモードで作業半径65.0メートルが可能なMK 140なら、25メートルの突出部や63メートルの作業半径は何の問題でもありません。

5軸移動式建設用クレーンが忙しい駅の日常を妨げることなく、また駅を訪れる人々や乗客をスムーズに移動させるために広範囲の封鎖を行うことなく、駅前の広場に入り、たった1時間で組み立てを完了しました。

MK 140は、窓ガラスとその運搬用フレーム、総重量700kgを楽々と吊り上げることができました。

クレーンはラッフィングモードで搬送フレームを含む総重量700kgの窓ガラスを簡単に吊り上げていき、マイクロムーブとラジオコントロールを使って、窓ガラスをミリ単位の精度で配置しました。

「この仕事は、他のモバイル建設用クレーンシステムでもできたかもしれませんが、別のクレーンだったら作業が3時間では終わらず、2日かかったと思います。そうなるとコストも高くなりますよね。それに、別のクレーンだったら作業のために大きな範囲を閉鎖しなくてはならなかったでしょう」、と、クレーンレンタル会社Gheysens社のマネージングディレクター、ジャン-ピエール・ガイセン氏。