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3つの新機能でグレードアップ:リープヘル移動式クレーンLTM 1110-5.1がLTM 1110-5.2になります。クレーン制御、運転室、そしてギアという3つの要素がまったく新しくなったからです。見本市「Bauma 2019」で紹介された5軸クレーンには、同じく見本市でプロトタイプとして紹介された新しい運転室、新しいリープヘル・クレーン制御システムLICCON3、そしてまもなく発売のZFギア TraXon DynamicPerformも備わっています。このギアには、オイル冷却されるクラッチディスクカップリングが新しく使われるようになっていて、このカップリングも徹底的な試験を受け、量産準備ができています。こうして新しいLTM 1110-5.2は、従来からの長所を将来性豊かなイノベーションと一つに合わせて、安全性および快適性を向上させています。こうした新開発技術のほか、遠隔測定やフリートマネジメントに対応したまったく新しいクレーン設計が初めて採用され、オールテレーンシリーズは将来性豊かです。
第3世代のLICCON制御システムは、使い慣れたクレーン操作をベースにして、さらに技術的に向上しています。
バラストの自動的な積み込みがボタンを押すだけで簡単にできます。
坂道での発進補助装置により、車両が後退せずに簡単に発信できるようになります。
VarioBase® Plusサポート技術により、持ち上げ能力が向上します。
バラストのクイック切り換えシステムにより、10トン未満の車軸荷重は問題なし。このシステムで世界中を動き回れるようになります。
TraXonギアの新しいカップリングモジュールDynamicPerformが、オイルの循環によって冷却されている統合クラッチディスクを通じてモーターの出力を伝達します。
最大積載量 | 110 t |
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半径 | 3.00 m |
伸縮ブーム最短 | 11.50 m |
伸縮ブーム最長 | 60.00 m |
ラティスジブ最短 | 2.90 m |
ラティスジブ最長 | 33.00 m |
走行用エンジン/メーカー | Liebherr |
走行用エンジン | 6気筒ディーゼルエンジン |
走行用エンジン/出力 | 400 kW |
軸数 | 5 |
駆動/ステアリング 標準 | 10 x 6 x 10 |
駆動/ステアリング オプション | 10 x 8 x 10 |
走行速度 | 85.00 km/h |
バラスト合計 | 29.00 t |
エコドライブはクレーンの上部旋回体を操作する際の燃料消費と騒音の両方を最小限に抑えます。クレーンオペレータは、操作レバーで必要な作業速度を設定します。クレーン制御システムは、ディーゼルエンジンに最適なエンジン回転数を計算します。
エコドライブはエンジンの回転数を制御することにより、クレーンの快適性と静粛性を大幅に向上させます。早いギアシフトはオフロードでのダイナミックさとトラクションを向上させます。
シングルエンジンを採用することにより吊り上げ能力が向上します。上部旋回体はシャーシに搭載されたエンジンにより駆動します。動力を伝達するギアシャフトはシャーシに搭載されたディストリビューターギヤから2つのかさ歯車を経由して上部旋回体のポンプへ至ります。これにより上部旋回体のエンジンを必要とせず、クレーンの吊り上げ能力を向上させることができます。
坂道での発進をサポートするヒルスタートエイドを搭載しており、発進時に後退することなく安全かつ簡単に発信できます。
リモートドライブは運転席の外からクレーンを操作のみならず、走行操作もすることができます。これによりオペレーターは重要な場所をすぐそばで見ることができるため、安全性と快適性が向上します。言い換えれば、オペレーターはアクセスが困難な場所にクレーンを移動することができます。
第3世代のLICCON制御システムは、実証済みの操作性をベースにして、スピードアップしたデータバス、大幅に増加したメモリ、そして演算能力の向上が特徴です。 LICCON3クレーンは遠隔測定やフリートマネジメントに対応しています。
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