気候変動が進む中、温室効果ガス排出を削減するための駆動装置が求められています。そこで、当社の新しいコンパクトクレーンLTC 1050-3.1では、従来の駆動装置に加えて電動モーターも搭載されています。クレーンの動きは電流を使って最適に行えます。コンパクトな50トンタイプの新バージョンは、CO2削減に寄与するとともに、「排出ゼロ」の建設現場での運転に必要な前提条件を満たしています。LTCクレーンは、クレーン運転のための電力を建設現場から直接供給しています。クレーン運転に電動モーターを使うか、燃焼エンジンを使うかに関係なく、コンパクトクレーンの従来の特徴はすべてそのまま引き継がれています。十分に電力供給が行われた場合、電動運転の出力は、燃焼エンジンを利用した時の出力に匹敵します。また電力供給が少なくなった場合は、クレーンの出力もそれに合わせて減ります。