生産パワーを生み出す機械。
幅広い対応力
ウェットおよびドライ加工
省エネおよび省資源
マシンのコンセプト
LC 180/280のマシンプラットフォームは、モジュール構造を採用しました。これにより、さまざまな技術的機能や顧客固有のニーズを組み込むことができます。Liebherrホブ盤は、あらゆる用途に合うように最適化されています。この高性能ホブ盤は生産性が高く、最高の品質を最高の生産能力で製造することが可能です。
- FEMシミュレーションにより最適化された高剛性のベースフレーム
- 安定して高い品質を実現する熱対称のマシン構造および内蔵された熱変位補正機能
- 根本的に見直し最適化された切粉排出システム
- 各種プロセスにおける高い柔軟性:
- ギア、シャフト、ウォームギア
- 複合ギア
- スカイブホビング / フィニッシュホビング
- 歯位相指定
- 特殊プロファイルのミリング加工
- ウェットおよびドライ加工
- 省スペースで設置作業が容易、運搬も容易
軸
X1: メインコラムのラジアル方向動作 | B1: ツールの回転動作 | Z4: カウンターコラムのテールストックの垂直動作 | V1: ツールの接線方向動作 | C2: ワークの回転動作| C3: リングローダーの回転動作| Z1: ホブヘッドの軸方向動作 | A1: ホブヘッドの旋回動作
ホブ盤 LC 280 α
歯切り加工のエントリーモデル
LC 280 αは、歯切り加工の導入に最適のマシンです。様々なワークをカバーする最高の柔軟性、Liebherrならではの品質、そして低価格の導入コストが特徴です。
オプション装置や機能の数を限定することにより、本機は短納期で製造・納品することができます。これにより、お客様はすぐに生産を開始することができます。このエントリーモデルは、タッチスクリーンの LHGearTec、そして最大25kgまでのワークのローディング/アンローディングを行うリングローダーを搭載しています。Liebherrは、αモデルにおいてもその他汎用機やカスタマイズ機同様の高品質のコンポーネントを採用しています。
マシン
- 直径最大280mmまでのワークピースおよび軸長最大500mmまでのシャフトの加工
- アクセスしやすいL型ドア
- 熱安定性に優れたマシンベッド
- ウェットおよびドライ加工
- 高剛性による最高の加工品質
- 最適化された切粉排出
- 短期間での設置と立ち上げが可能なすぐ使えるマシン
オートメーション
- プラスチックチェーンコンベアヤー KKB
- ワーク搭載能力: 25kgのワークなら20個、 10kgのワークなら30個
- 最大限の生産性を実現する動作の速いリングローダーによるローディング(ワーク最大重量25kg)
軸
X1: メインコラムのラジアル方向動作 | V1: ツールの接線方向動作 | Z1: ホブヘッドの軸方向動作 | B1: ツールの回転動作 | C2: ワークの回転動作|A1: ホブヘッドの旋回動作| Z4: カウンターコラムのテールストックの垂直動作| C3: リングローダーの回転動作
ホブ盤 180 / 280 (DC)
ホブヘッド
高いホブ切りトルクが要求されるほぼすべてのアプリケーションに対応するために、ホブヘッドには多段式ギアボックスが装備され、様々なギア比を選択することができます。カッターホルダーのインターフェースには中空シャンクテーパー、スティープテーパー、およびストレートシャンクが用意されています。スピンドルの回転数要求が非常に高い場合には、ダイレクトドライブのホブヘッドが用意されています
弊社のホブヘッドは幅広いワーク対応力を持ち、生産性の向上に寄与します。5 mmのモジュールまでのワークを加工することが可能です。主軸の最高回転速度は旧モデルと比べて50%向上し、2,250 rpmになりました。同時にシフト量も11%増えて200 mm、最大カッター径も67%増の150 mmに拡大されました。
- 駆動力:13 kW
- ホブ主軸回転速度:2,250 rpm
- 最大モジュール:5 mm
- シフト量:200 mm
- 最大カッター直径:150 mm
標準仕様のギア駆動ホブヘッドに加えて、オプションでダイレクトドライブのホブヘッドも用意しています。ダイレクトドライブのホブヘッドは、最大6,000 rpmという高い回転数と23 kWの高い駆動力が特長です。これにより、将来開発される工具に備えても十分な余力を持つことができます。
- 駆動力:23 kW
- ホブ主軸回転速度:6000 rpm
- 最大モジュール:3 mm
- シフト量:180 mm
- 最大カッター直径:90 mm
テーブル駆動装置
歯切り加工には完全にバックラッシュの無いワーク駆動装置が必要です。従来からの一般的な加工用には、ギア駆動のテーブルが使用されます。ハイパフォーマンス加工(HPC)には、回転数と精度に関してあらゆる要件を満たす、動的性能が特に優れたダイレクトドライブが用意されています。
ステンレスカバーを採用したドライ加工
ステンレスハウジングで完全にカバーしているので、ドライ加工の際に発生する熱の影響を最小限に抑えることが可能です。(オプション)これにより、安定した加工品質と極めて高い工程信頼性が約束されます。また、切粉の蓄積も防止できます。簡単かつ迅速にマシンを清掃できることもさらなる利点です。
ChamferCutまたはFlexChamfer (LC 180 / 280 DC)を使用した同時面取り
ChamferCutまたはFlexChamfer (LC 180 / 280 DC)を使用した同時面取り LC 180 / 280 DCには、オペーレーター側にChamferCutユニットが内蔵されています。このユニットは使いやすさが向上しています。例えば、オペレーターは歯切りと面取りの両方の加工位置に邪魔されることなくアクセスできます。また、切粉排出も大幅に改善されました。実績のあるLiebherrリングローダーにより、ワークは歯切り加工位置から面取り加工位置まで迅速かつ効率良く搬送することができます。これにより、ChamferCutまたはFlexChamferを使用した面取りはホブ加工と並行して行うことができます。面取りユニットの特長は、標準仕様で6軸のNC制御が行われることです。異なる歯形形状に対する設定、補正、調整は、ユーザーフレンドリーなソフトウェアで素早く簡単にできます。
ChamferCutユニット内蔵のLC 180 / 280 DC
軸
X1: メインコラムのラジアル方向動作 | B1: ツールの回転動作 | Z4: カウンターコラムのテールストックの垂直動作 | V1: ツールの接線方向動作 | C2: ワークの回転動作| C3: リングローダーの回転動作| Z1: ホブヘッドの軸方向動作 | A1: ホブヘッドの旋回動作
FlexChamfer
もう一つの選択肢として、当社は新しいFlexChamfer工法を用意しています。歯車は、市販のシャンクドリルで迅速かつ効率良く面取りすることができます。ドリルの動作も完全にNC制御されているので、高い形状再現性と面取り品質を実現します。この工法は、干渉形状を持つワークや様々に形状の異なる小ロットサイズのワークに最適です。
ChamferCutの利点
- ホブ加工とバリ取り/面取りを同時に実行
- ドライおよびウェット加工が可能
- 正確な面取り形状
- 最高の面取り品質および形状再現性
- 盛り上がりや材料の変形なし
- 歯底面取りも標準
- 非常に長い工具寿命 – ChamferCut工具は簡単かつ低コストで15~20回の再研磨が可能
- 従来の工法と比べてワーク当たりの工具コストが大幅に低減
- ワーク当たりの工具コスト減少により投資回収期間が短縮
- 加工サイズ範囲はモジュール0.8 ~ 42 mm
- ホブの2度目の切込みが不要 – ホブ寿命が向上
- 短い段取り時間
FlexChamferの利点
- 自由度が高くかつ幅広い形状に使用可能
- 干渉形状を持つワークに最適
- 正確なチャンファー形状
- 最高水準の形状再現性
- 簡単にできるNC補正
- 標準工具の使用(カタログから素早く入手可能)
テクニカルデータ
Variants | LC 180 α | LC 280 α | LC 180 | LC 280 | LC 180 DC | LC 280 DC |
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概要
オートメーション & 機能
チェーンマガジン (KSR)
保守作業の容易性
省エネおよび省資源
- 省エネアイテムに満ちた駆動技術
- 効率的な制御盤クーラーの採用
- LED照明
- クーラントの供給は
- インバーターポンプによる