前編から効率的
バッチサイズ1からの工作機械の自動化
工作機械 自動化によって最大限の生産性を実現
当社は、50年以上にもわたり工作機械業界のパートナーです。私たちは、「リープヘル資材運搬会社」 としてスタートし、内燃機関パワートレーン製造における機械間のワーク運搬を自動化しました。
それ以来、単純な資材運搬から、より洗練されたオペレーション、そして独創的なコンセプトへと進化しています。以前はワークの運搬と供給のみが行われていましたが、今日では工具管理の自動化に加え、先進的なアドオン機能や工程の監視も求められています。対象の工作機械は、マシニングセンターから旋盤、歯切り盤、歯車研削盤、ロータリートランスファーマシンまで多岐にわたります。
パレットハンドリングシステム PHS
様々な種類のワークを取り扱う製造に最適なリープヘル PHSには、大型のワーク収納スペースが用意されているので、少人数または無人による自動生産を長期にわたり実現することができます。先進的なセル制御システムは、リソース管理をサポートし、多品種少量生産が持つ複雑な管理を容易にする手助けを行います。
ツールハンドリングシステム THS
部品によっては高強度材料が使用されたり、部品の種類が非常に多かったり、切削除去量が多いなどの様々な理由から、必要な工具の数は膨大になります。工具中央保管ステーションと自動ツールチェンジャーにより工具を機械に自動的に供給することで、オペレーターの労力を軽減し、工具待ち時間も低減します。
フレキシブルロボットセル
中ロットサイズや少量の量産にはグリッパー交換システムを搭載したロボットも導入できます。スタンドアローンの機械へのローディングから、工具やワークの段取りが自動化された生産システム、そして測定や清掃などが統合されたラインまで実現可能となっています。