タワークレーン

目がくらむような高さで活躍するリープヘル MK 140 モバイル建設用クレーン

この5軸クレーンの特徴は、大きな作業範囲と高い吊上げ能力、そしてそのコンパクト設計です。MK 140は、ラッフィングモードとトロリーモードの両方で、すでにいくつかのプロジェクトを完了してきました。Wiesbauer社が運用するリープヘル MK 140移動式建設用クレーンがシュトゥットガルトのEnBW Cityの新しい窓を設置する作業に使用されました。

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1時間以内で組み立てを完了し作業開始。

65mのタワーブロックでの作業のために、クレーンには75mのフック高と約750kgの吊り上げ荷重が求められました。組み立て、バラストの積み上げ、ラッフィングモードへの変更を1時間足らずで済ませ、クレーンでの作業をスタートさせることができました。

移動式建設用クレーンの設置面積の小ささが大きな違いを生み出しました。また、トロリーモード(標準トロリー移動モード)とラッフィングモード(アジャスタブルジブモード)の2つのモードを備えた新しいVarioJibコンセプトが、この作業でその実力を発揮することになりました。ラッフィングモードでは、-20°~70°の範囲で積載されたジブの位置を無段階に調整することができます。フック高は最大で94mに達します。このクレーンの現場での柔軟性は、クラスでユニークな特徴を裏付けています。